【経験談】一人で客先常駐することのメリットとデメリットを解説

客先常駐

客先常駐をしていると、一人でお客さまの職場に常駐することがあります。

一人で客先常駐する場合は常駐元の自社の人が近くにいませんし、自分の契約が切られたらその時点で自社との取引関係が終了してしまうのでより多くの重圧がかかります。

筆者は一人で客先常駐した経験があるのですが、自身の経験を踏まえながら一人で客先常駐することのメリットとデメリットを紹介してみようと思います。

一人で客先常駐することのデメリット

一人で客先常駐することのデメリットを紹介します。僕の主張としては、

  • 重圧がかかる
  • 孤独を感じる
  • やりたくないことを依頼されやすくなる
  • 周囲に頼れる人がいない
  • 顧客の態度が横暴になる

となります。順に解説します。

重圧がかかる

一人で客先常駐をしている場合、自分の契約を切られると自社と顧客との取引が完全に終了してしまうのでプレッシャーが多大にかかり不安になりやすいです。

孤独を感じる

周囲がお客さまばかりで、自社の人間が自分だけだと孤独に感じやすくなると思います。

一方で自社の人間が自分の他にもいれば、自社の話題で会話がしやすいですし、何かあったときに相談できるので心強いと感じると思います。

やりたくないことを依頼されやすくなる

一人で客先常駐をしていると、複数人で常駐しているときに比べやりたくないことを依頼されやすくなるのではないかと思います。

僕自身の経験談として、一部ではありますが顧客の新人教育を依頼されたことがありました。

当時僕が常駐していた部署に途中から新卒の新入社員が入社してきたのですが、その新入社員の教育係だった人から一部の教育を依頼されました。

ソフトウェアの使用方法を教えてほしいとのことで、「ソフトウェアの使い方だけを教えて、業務知識にかかわることはこちらが教えるからあなたは教えるな」のような依頼でした。

当時は少し疑念が湧いた程度ではあったのですが、新人の教育はなかなか責任が大きいですし、そもそもそういったところは顧客が担当すべきだったのではないかと感じています。

同じことがあると嫌な人もいるのではないかと思い紹介させていただくことにしました。

周囲に頼れる人がいない

一人で客先常駐している場合はお客さまや協力会社の方たちとチームで作業をすることになると思いますが、その中でトラブルがあったときは自社の人間に比べて相談し辛い部分があります。

とはいえ相談しても無視されるというわけではなく、問題点や要望を明確にして相談すれば対応してくれるのですが、経験が浅い人などは要望を整理すること自体が難しいと感じる部分があるのではないでしょうか。

僕自身の体験談として、顧客が使用しているソフトウェアのとあるデータ処理機能の不具合の調査を依頼され、ソフトウェアを作った会社(ベンダー)に問い合わせたのですが、データ容量が膨大なのでデータを小分けにするなどして処理するよう回答されました。

しかし顧客からは、顧客の顧客や部署のやりとりなどで煩雑な事情があり、なかなかデータを小分けにする案には納得してもらえず板挟み状態になり苦しい思いをしました。
(結局ベンダーから、後になってカスタム機能を実装して使えば解決できるとの連絡を受け、それを用いて解決することはできました。)

こういうときに一人で客先常駐をしていると周囲に頼れる人がいない面があり、自分で問題点を整理し要望を出さなければなりません。

一方で自社の人がいれば根本的な解決方法を一緒に考えてもらうこともできるのではないでしょうか。

顧客の態度が横暴になる

一人で客先常駐していると自分の他に自社の人間がいないのでその分横暴な態度をとられやすくなると思います。

僕自身、客先常駐していた当初は自社から上司と二人で常駐しており、途中で上司が帰任し一人で客先常駐することになったのですが、その後しばらく経つとちょっとしたことで顧客から怒鳴りつけられるようになったと感じています。全員の態度が変わったというわけではなかったですが、一人の態度が変わりました。

パワハラといってよいほどだったと感じており、パワハラをされるとモチベーションを維持するのが難しくとても苦しい思いをしました。うつ病などになってしまうのではないかと感じたこともありました。

ちなみに、パワハラをされ始めたら絶対に耐えてはいけません。

僕自身の経験談として、パワハラに耐え続けると仕事への意欲が湧かない状態に陥りやすく、業務の効率が落ちパワハラに関与していない周囲の人たちにも迷惑をかけることにつながります。そしてその人たちからの評判も下がってしまいやすいです。

ただでさえ仕事への意欲が湧いてこない状況の中で一度能力に疑問符をつけられると、そこから挽回するのは本当に大変です。ですので絶対に耐えてはならず、すぐに相談しなければなりません。

「パワハラに耐え続けることによって、結果的にパワハラに関与していない他の人たちに迷惑をかけてしまうことにつながる」と考えると相談する勇気が湧いてくるのではないでしょうか。

一人で客先常駐するメリットは精神面で成長できること

一人で客先常駐をするメリットは精神面で成長できることです。

デメリットとしても述べましたが、一人で客先常駐している場合は自分の契約を切られると常駐元の自社と顧客との取引関係が終了してしまいます。

僕自身が客先常駐していた中で、最初は自社から二人で客先常駐していたのですが途中から一人が帰任したため一人で客先常駐することになり、この期間はとても重圧があり精神的に成長できたように感じています。

一人で客先常駐することは複数人で客先常駐している場合よりも責任が重く、よりプレッシャーを感じることになるのでその分精神的に成長できるチャンスと捉えることもできます。

一人で客先常駐するなら会社員ではなくフリーランスになってもいいと思う

基本的に一人で客先常駐をするのであれば会社員であるメリットはあまりなく、フリーランスとして客先常駐したほうがいいと考えています。

フリーランスになったほうがバックオフィス業務もできて全体的な収益の流れを把握することができますし、フリーランスとして客先常駐した方がより高い単価を見込めます。

単価が高くなる分、契約上では雇止めをされやすくなるのでよりシビアになりますが、これまでに一人で客先常駐してIT業界を渡り歩いてきた方なら、フリーランスとして客先常駐しても通用するのではないでしょうか。挑戦してみる価値は十分あると思いますので、一人で客先常駐している方は客先常駐型のフリーランスになること検討してみてもいいと思います。

※実務経験がまだ浅いと感じる方は、一人で客先常駐することになったとしてもしばらくの間は保証が整っている正社員として勤務し、ある程度の経験を積んでからフリーランスになることを検討したほうがいいと思います。

フリーランスになると初めのうちは自分で仕事を探すのが難しいと思いますが、そういったときはフリーランスに仕事を紹介してくれるエージェントを利用すれば自分から営業することなく仕事を獲得することができるので非常に便利です。

下記に客先常駐の案件を多く取り扱っているフリーランスエージェントを紹介しておきます。情報収集のための登録もできると思うので登録してみてはいかがでしょうか。

僕はレバテックフリーランスさんに登録し、自分の技術経歴書を送付してどの程度の単価を見込めそうか査定していただき、今後の進路の判断材料にさせていただきました。

おすすめのフリーランスエージェント

  • Pe-BANK
    5万件以上の案件数を保有しており、全国各地10箇所(東京、札幌、仙台、横浜、名古屋、京都、大阪、岡山、広島、福岡)に拠点があるので地方在住の方も利用できます。共同受注契約という形式をとっているのが特徴で、金額や業務内容やその他条件がすべてフリーランスエンジニアに対して公開されるのため利用者満足度は高いです。
  • レバテックフリーランス
    業界最大級の案件数を保有しており高単価案件も豊富です。最新の技術や市場を熟知したカウンセラーから案件の獲得へ向けたサポートだけでなく案件への参画中にフォローもしていただけます。東京、名古屋、大阪、福岡に拠点を構えているので、首都圏に在住していない方もご利用いただけます。

最後に

自身の体験を踏まえながら、一人で客先常駐をすることのメリットとデメリットを解説しました。収益面を観点にした場合、会社員として一人で客先常駐をすることのメリットは多いとはいえずフリーランスになって客先常駐をするほうが年収アップも見込めるので合理的だと思います。

経験が浅い状態でいきなりフリーランスになるのは危険だと思いますが、これまでに一人で客先常駐をしてきて経験豊富な方はフリーランスになることを一度検討してみてはいかがでしょうか。

以上となります。参考になれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました